劇場版SHIROBAKOの感想
劇場版SHIROBAKO見てきました。
僕が最終的に言いたいのは『悩んでるなら見ろ!!!!』とだけ。
正直、各シーンで号泣、その翌日に23話見てまた劇場版を思い出して号泣。
SHIROBAKOって僕の一番多感な時期だった18歳の頃就活していたときに見ていたアニメで、たしかTwitterで『胃が痛い』だの『アニメでも現実を描き続けるのか。』だの渋々しい感想を見ながらなんとなく見始めました。その頃からブラック企業という風土が根付いていたように感じます。務めることこそがそれも一つのステイタス、みたいな。
まぁそんで今もどうすることも出来ない日常をどうすることもできない苦虫を噛み潰す顔しながら処理していく仕事をしているわけですが。
それも一つの生き方でしかない、と思うぐらいにSHIROBAKOシリーズは深いんですよ。
あれから、4年。日々の仕事に葛藤しながら過ごしていたあおいは朝礼後、渡辺に呼ばれ新企画の劇場用アニメーションを任されることになる。しかし、この企画には思わぬ落とし穴があった。今の会社の状況で劇場用アニメーションを進行できるのか?不安がよぎるあおい・・・新たな仲間・宮井 楓やムサニメンバーと協力し、完成に向けて動き出す。果たして、劇場版の納品は間に合うのか――!?(SHIROBAKO劇場版のWebサイトから引用)
とそんな感じで4年。
あれから4年である。今を考えるとTV放送からは約5年程度。
丁度あの頃の答え合わせのような感触でした。あのアニメシリーズの、そして自分の人生の。
それぐらい僕にとって一つ、必要な人生な折り目になるのではないのかと思って昨日見に行った次第です。
冒頭はあらすじと違い、恐ろしいほどの酷い世界線でした。
これを見ればある程度の冒頭の行き筋はわかると思います。
一つの仕事がポシャって、一つの企業が衰退する。
確かに民間企業ならある程度の可能性で起こりゆる、その全てが暗黒面として最初に宮森含め武蔵野アニメーションに降りかかります。
そこからはあらすじのように劇場版を作り始める、という形に。
全般的にアニメのときのメタファーが多く、アニメをしっかり見込んでいったからこそ分かる部分などもあったので今度まとめられるところはまとめておきます。
冒頭も1話部分のメタファー。
あとは全般的な流れは2クール目の『第3飛行少女隊』がメインかと思われるメタファーが多く含まれていました。
あと、アニメ版の信者として、言いたいことといえば
この『宮井さん以外は全員変わらずに出演している。』というところ。
あとは悪役っぽい会社社長ぐらいかも。
あと宮井さんはCVあやねるなのに全然あやねる感ない。
でもめちゃくちゃいいキャラしていて、そっちにのめり込んでしまうほどに素晴らしい演技をされているのも一つのポイントかも。
個人的にはアニメの12話(杉江さん復帰回)とみんな大好き大号泣の23話が好きで好きでしょうがないんですけど、明らかな明示はなくてもある程度『あ、これなんか見たことあるな』と思う部分はあって、特に23話のAパートっぽいの、やっぱやるなと思っていたけど、一番力かかってて好きでした(分かる人には分かる風なことを言ってみる)
劇場版だからこその力の入れ具合、身に染みて好きでした。
あとは小笠原さんのシーンはめちゃくちゃ好きでした。
P.A.WorksのSHIROBAKO愛半端ないんですよ。いや、ホントに。
もう推しすぎて、アニメ1度見たことあるなら見ろ!!って思えるような作品でした。
もう一度言うぞ・・・『悩んでるなら見ろ!!!』
僕らの4年とSHIROBAKOの4年。一つの決算としてリアタイで見てた人には是非見てほしいと思います。